また現金給付かよ…減税派VSバラマキ派で大論争勃発!
政府が再び「全国民への現金給付」を検討中。
物価高&景気低迷への対策としての案だが、
「喜びの声」と「効率悪すぎ」の批判が真っ二つに分裂。
過去の給付金が貯金に回ったとの分析もあり、
「減税の方がマシ」という声が優勢な模様。
一方で「困ってる人にはありがたい」との肯定意見も…。
公平性や経済効果の検証が求められる中、議論は白熱。
※詳細は引用元をご確認ください。
参照元: https://news.yahoo.co.jp/articles/348c7c6b58efb141147479c3bbcd54e504359b29?page=1
みんなのコメント
ビネの解説コーナー
① なぜ「全国民への現金給付」がまた出てきたのか?
2020年のコロナ禍で一度全国民に10万円が配られたのは記憶に新しいよね。あれから数年、物価は上がるわ、賃金は追いつかないわで、生活に困ってる人がジワジワ増えてるのが実情。
そんな中で「現金給付もう一回やろうか?」って声が政府内で再浮上したってわけ。目的はズバリ「景気対策」と「緊急支援」だ。
政府の狙いとしては、とにかく消費を刺激して景気を押し上げたい。現金をポンと配れば使ってもらえるだろうって考え。でもこれ、実は結構前から専門家の間では「いや、貯金されて終わるだけじゃね?」ってツッコミが入ってるんだよね。過去のデータでも、実際に給付金の大半が貯金に回ったって分析されてる。
じゃあなんでまた同じことを?って思うかもしれないけど、それでも「即効性」があるのは事実。手続きさえ整えばスピーディーに現場へお金が届くのは、他の支援策にはない強みってわけ。
② 現金給付の「経済効果」って実際どうなの?
これ気になるとこだけど、はっきり言って「微妙」ってのが本音。野村総研の試算では、5万円給付でGDPを0.25%押し上げる程度。逆に同額の減税だとGDP押し上げ効果は0.51%と、2倍近くの差が出るらしい。
なぜこうなるかっていうと、給付金って必ずしも使われるとは限らないんだよね。貯金に回ると消費に繋がらないから、当然経済効果も限定的になる。対して減税は「毎回の買い物が安くなる」から、自然とお金が動くようになる。そりゃ効果に差が出るのも納得。
つまり、「渡す」より「取らない」方が景気に効く、って話。給付金は“見た目の派手さ”はあるけど、じっくり見るとそこまで効果的ではないかも。
③ 「一律給付」の問題点とは?
ここで大問題になるのが「一律」という仕組み。年収1000万円の人にも、年収200万円の人にも、同じ5万円を渡すのって、正直フェアじゃないよね。
高所得者にとっての5万円なんて、ほとんど誤差。逆に低所得者にとっては命綱レベル。
そう考えると、全員に同じ額を配るのって「効率が悪い」「税金のムダ」って声が出るのも当然。
とはいえ、「じゃあ所得制限かけよう」となると、これまた難しい。事務がめっちゃ面倒になるし、「ちょっと収入超えてるから対象外」とかになると、国民の不満爆発不可避。
「簡単で早い」か、「公平で複雑」か──このバランス、毎回悩まされるとこなんだよね。
④ 減税派の主張とその根拠
現金配るより減税したほうがええやろ!って声、マジで多い。その理由はさっきのGDP効果の差もあるし、もうひとつ大きいのが「継続性」なんだ。
給付金って一発限りだけど、減税って生活のベースに効いてくる。例えば消費税を2〜3%下げれば、すべての買い物で「得」するわけだから、家計にも企業にも影響大。
さらに、減税は貯金にならず“確実に使われる”って点でも評価されてる。
しかも、減税は行政コストも低い。給付金だと申請書出して、審査して、口座確認して…って事務作業が大変。でも減税なら税率変えるだけだからシンプル。
まあ、財務省が渋い顔するのが難点なんだけどね…。
⑤ 現実的な「折衷案」とは?
「給付金は意味ない」「減税しろ」って対立がある中で、最近よく出てくるのが“ハイブリッド案”。
たとえば「低所得者限定の給付+消費税の一時的な減税」とか、「給付金に使用期限や目的制限をつける」とかね。
特に“用途制限付き”の案は注目されてて、「給付された電子マネーは3ヶ月以内に使わないと消滅」とか、「地元商店でしか使えない」って縛りを設けることで、強制的に消費に回させるって仕組み。
こうすれば貯金に回らず、経済効果もある程度見込めるってわけ。
実際、地方自治体レベルではこの方法をすでに導入してるとこもある。
全国規模での導入は課題も多いけど、「ただ配って終わり」にならない工夫は今後マストになりそうだね。

5万円は正直うれしいけど、どうせなら減税の方が毎日の生活に効いてきそうだなぁって思っちゃうよね…。
でも困ってる人にちゃんと届く仕組みも大事だし、みんなが納得できる制度ってむずかしいなあ…。
引き続き注目していこうねっ!